iTunesのiPhone暗号化バックアップで空き容量を増やす
(9/25追記)iPhoneを機種変更をするときの注意
銀行などでワンタイムパスワードのアプリを使っている場合には
機種変更前に必ず銀行等のサイトで注意事項を確認しておいて下さい
今回の暗号化バックアップを使ってもデータの引き継ぎが行えない可能性があります
例) セキュリティQ&A (5) 概要|セキュリティ安心講座|マイゲート|りそな銀行
暗号化バックアップで容量が増える?
間もなくiPhone6Sシリーズの発売ですね
私は今回こそ(笑)見送る予定ですが乗り換える時に便利なバックアップ方法があります
また、このバックアップを使って復元することで余計なファイルが削除されるので一見空きが少なくなったiPhoneでも空き容量が増えることがあります
乗り換え用のバックアップ→復元については2年ほど前にも書いたのですが少しリライトしてみます
当然といえば当然ですがバックアップが不完全なままでリセットしちゃったら笑えないことにもなるので途中で止まったりしたら最初からやり直すという風にくれぐれも慎重にお願いします
バックアップ→復元の手順
暗号化バックアップ
iPhoneを繋いだiTunesでバックアップを行いますが
必ず「iPhoneのバックアップを暗号化」にチェックを入れて
パスワードを設定しておいて下さい
設定したら「今すぐバックアップ」をクリックします
下のダイアログが出たら「Appのバックアップを作成」をクリックします
iPhoneのリセット
バックアップが終わったらiPhoneを「まっさら」な状態にします
iPhoneを探すをオフの状態にする
準備として「iPhoneを探す」を設定している人はこれを「オフ」にします
設定アプリから「iCloud」
「iPhoneを探す」をタップ
「iPhoneを探す」のスイッチをオフ
iCloudのパスワードを入力してオフにします
「すべてのコンテンツと設定を消去」する
設定アプリから「一般」
一般から「リセット」
「すべてのコンテンツと設定を消去」をタップします
この後パスワード等の入力を求められるので入力すると
全設定とコンテンツが消去されます
復元
復元の方法ですがリセットしたiPhoneをiTunesにつなぐと
「このバックアップから復元」という表示が出るはずなので
今回のバックアップを選んで復元します
復元の効果
空き容量の増加
この方法でバックアップ→リセット→復元をした場合にどれぐらいの効果があったかというと
復元前の空き容量は16GBのiPhoneで400MB程で
復元後は約4.5GBの空き容量があります
(少し日数が経っていますが復元直後は6GB近くありました)
容量に影響を与えそうな音楽、写真m、アプリの数はご覧の通りです
以前に比べて使っているアプリ数はかなり減っています
前回の復元が1年近く前だったので不用なファイルの蓄積もあったのかも知れません
OSのアップデート時には結構な空き容量を要求されることもあるので多いに越したことはありません(iOS9は少ないようですが)
データの引継
このバックアップのもう一つのメリットはほとんどのデータが引き継げることです
具体的にはインストールしたアプリやその並び順や設定のほかメッセージ、LINE、Facebookメッセンジャーの各アプリの履歴がキチンと引き継がれます
あらためて設定しないといけない項目が他のバックアップに比べると大変少ないです
これはとても大きいです
復元後すぐに前のiPhoneと同様に使うことができます
iPhoneの乗り換えへの応用
これは同じiPhoneに限らず例えばiPhone6からiPhone6Sへの乗り換えにも使えるので
下取りで乗り換える場合でも出発直前には必ず暗号化したバックアップを残しておくとストレス無く新しい機種を使えるようになります
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